膝が悪くて、しょっちゅう水溜りますねん!
クセになってんやろな!また水を抜かなあかんわ!
と我が膝ココにあり!みたいに自信満々に言われる方が結構いてます。
僕が 「なんで水溜まるか知ってます?」
と素朴な疑問を持ちかけると、
「いやぁ~わからん。」
と案外、認知度があっても理解度は低いんです。
水が溜まる原因は
関節内に炎症があるからです。
だから、水を関節周りに溜めて・・・
「冷やす」
「可動域を制限する」
という環境を作っています。
これは傷めた直後に行う「RICE処置」と同じです。
R:Rest 安静
I:Iceing 冷却
C:Compression 圧迫
E:Elevation 挙上
せっかく自分で作った治る環境なのに・・・
『水を抜く=膝治療OK』 ではないでしょ?
抜いてからが大事ですよ!!
絶対にまだ、膝には炎症もあるし、環境は整いきってません!
もちろん水が溜まりすぎたら循環も落ちるので抜いてきてもらう事もありますが
「 水を抜いて動きが良くなって、治った治った。」
↑この勘違いがクセになってると言う原因です。
治りきっていないのに、また使う。
そりゃ水をまた溜めるようにカラダは仕向けていきます。
水が溜まる事は決して悪い事ではありません!
そうなるようにあなたが使ってきたのだから。
その使い方を一度、見直してから水を抜くなり包帯を巻くなりしていきましょう。
膝に水が溜まるというカラダからのサインをしっかり受け止めてあげてみてくださいね!
とようら整骨院
堺市北区新金岡町 サブセンター内